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この記事は娘のエピソードを紹介するための前振りの続きです。

エピソード自体はあっけないぐらい短いものですが、前振りが長くって・・・
よろしくお付き合いくださいませ。



去年の7月31日(日)
旦那の実家を訪れ舅に、旦那の病状と、副作用がきつくって治療をやめたいと言っていること、そして、我が家の窮状からは、治療費の捻出どころか、自己破産も避けられない状態であることを話しました。

「○○(旦那)の仕事はどんなね?」

運賃単価が下がった上に、燃料費が上がって利益が出ていないこと、仕事の総量自体が少なくなってきたことなどを話しました。

「じゃあ、あんたのほうは?」
と聞かれました。

え、あんたのほうは?って・・・

「あたしのほうも、この不景気のせいで、廃業するところもあるし、廃業までいかなくても、今まで毎月お願いされてたところが年1回でいいと言われたり、売掛金が回収できなかったりして、収入は随分減っています」

「○○子(娘)は生活費は入れとらんとね?」

その言い方なんかむかつくんだけど・・・
入れてたわよ。
その辺ちゃんと躾けてますわよ。
ちゃんと入れてましたよ。
だけど・・・

「○○子は、病気で会社を辞めたんですよ。だから、今は入れることができないんですよ。
 ようやく新しい会社に行き始めたんですけどね、この夏のボーナスはなかったので、○○子のボーナス払いの分も立て替えて・・・
 だから、よけいに資金繰がきついんですよ」


「じゃあ、○○子は貯金はしてなかったのかい。勤め始めて何年にもなるだろ」

じいちゃん、なんか方向が違うと思うんだけど。
孫が貯金してなかったことを責める前に、自分の息子を一人前に育てられなかったことに気がついてるの?
自分の息子は貯金しなくてもよくて、あたしの娘は貯金しなくて責められるわけ?
あんたの息子が普通に稼いでいれば、うちはこんなに借金作ることもなかったのよ。

てなことを言えるわけもなく、ただうつむく私。

「あのう、今年の3月にア○○○から400万円借りたんですけど、その保証人に△△さん(義弟5)になってもらっているんですよ。
 もし、うちが自己破産でもすれば、△△さんのところに請求が行くから、△△さんに迷惑を掛けることになってしまうし、一括で払えなんてことになったら、とてもじゃないけど400万円なんて無理だと思うんですよ」


「うむ。連鎖倒産になるな」

じ、じいちゃん、なに?その言い方・・・・・
じいちゃんが『連鎖倒産』という言葉を知っているのはわかったけど、その他人事みたいな言い方はなあに?
あなたの可愛い娘が路頭に迷うかも知れないのよ。
『連鎖倒産』になってもいいの???

「あの、だから、連鎖倒産なんてことは避けたいと思うんですよ。
 だから、うちが自己破産してしまうのなら、△△さんにじいちゃんのほうから400万円を貸してあげて欲しいと思ったんですが。
 でもそれなら、ア○○○の分は金利だけ返しておけばいいんですけど、その金利だけでも月に8万円になるので、自己破産する前に、その分をうちに貸してもらえるのなら、金利の分も払わなくてもよくなるし、うちも自己破産しなくてもよくなって、△△さんにも迷惑がかからないと思うんですよ。
 そして、もしうちが自己破産するなら、保証人になってもらっているお兄さん(義兄2)にも迷惑がかかるし、お金を借りているお兄さん(義兄1)にも返せなくなってしまうし。
 だから、せめて400万円をうちに貸してもらえませんか?
 きついのは来月8月なんです。9月になればお金は廻ります。
 3年経てば、借りたお金は返せるようになります。
 だから、自己破産せずに済むように400万円をうちに貸してもらえませんか?」


「う~~~ん。
 わしゃ、400万円ぐらいの金は持っとるが・・・・・
 だが、それを出すとわしは1文無しになる。
 その金は、わしが死んだ後、婆さんや□□(身障者の義兄1)のために置いといてやらんといかん金じゃ」


うっそ~~~
何が1文無しね。3000万円も持ってるじゃない。
あたし、ばあちゃんから聞いたのよ。
郵便局の口座が枠一杯で貯金ができないから義兄1の名前で貯金してたけど、それも一杯になってしまったって。
つい、この間聞いたばかりなのよ。
じいちゃんったら、あたしが知らないと思って嘘つくんだわ。
けど、ばあちゃんから聞いたって言えば、ばあちゃんが怒られるから言えないし・・・

「な、わしが死んだあと、婆さんや□□が生活していくために必要な金なんじゃ。わかるど。その金は貸すわけにはいかん」

死んだあとって・・・・・
うちが長男だから、じいちゃんやばあちゃんや□□兄さん(義兄1)の面倒は見るって常々言ってるじゃない。
うちが家を新築した時だって、じいちゃんたちの部屋だって用意して、いつでもうちに越して来ていいって言ってるじゃない。
それに、仮にじいちゃんの言うとおり400万円しかなかったとしても、そのお金が必要なのは、じいちゃんが死んだあとなんでしょ。
うちは今要るのよ。

でも・・・・・
じいちゃんは嘘をつくのよね。
嘘をついてまで貸したくはないのよね。
くれって言ってるんじゃないのよ。
3年経てば返せるようになるって言ってるのよ。
でも、貸したくないのよね。

長男の病気の治療をストップして、
長男夫婦が自己破産して、
次女夫婦も連鎖倒産して、
長女の夫にも迷惑かけて、
身障者の義息子のお金も戻ってこなくなっても、
それでも、貸したくないのね。
わかったわ。

「あんたも、わしの気持ちがわかるど?」

「わかりました」

ええ、わかりました。
ようくわかりました。
持ってるくせに、嘘をついてまで貸したくないという気持ちはようくわかりました。

「それとな、婆さんと話しとったんだが、○○(旦那)は病気できついのに、あんたが○○を仕事に追いよりやったろ?」

は、なに、それ?!

「そんなことないですよ。どうしてそんなこと思うんですか。
 旦那は無理して仕事に出てましたけど、それは旦那が自分で体調を見ながらでしたよ。
 どうしてもきつくって休みたい時には休んでましたよ」


「そがんね。わしと婆さんは、あんたが○○の尻を叩きよると思ってた」

なんで、そうなるの・・・・・


私は惨澹たる思いで旦那の実家を後にしました。
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