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旦那は、うんと言わない私に、台所から持ち出した包丁を突きつけました。
「刺し殺すぞ!」


状況の説明――

この頃、旦那はダンプの運転手として勤めていました。(子供たちは保育園時代、私はパート事務員)
前の勤め先もダンプだったのですが、もともとの勤務時間が長くて安い給料なのに、残業しても残業手当なんか付きません。
それに加えて、社長の人間性が気に入らないからと転職をしたわけです。

その前の社長が、業務拡張で、ダンプだけじゃなくて、自動車整備工場も始めることになったそうです。
整備工場って、整備士が必要なんです。
国家試験に合格した整備士がいなくては整備工場を営業するわけにはいきません。

私の実家は整備工場で、一時、私も旦那も、実家の整備工場で働いていました。
父は、娘婿である旦那に仕事を教え、整備士試験を受けさせ、郷里に帰るときには整備工場をするときの為にと道具まで持たせてくれました。
でも、旦那が整備工場を開くには至りませんでしたが。


そろそろ、話の筋が見えてきています?
そうなんですよ、旦那は自分の整備士手帳を、その前の社長に貸すって言い出したんです。名義貸しですよ。それも只で。

ちょうどその頃、整備工場の整備不良が原因で、車に故障が発生し、損害賠償問題が多発していたんですね。
いくら、名義を貸すだけだと言っても、国家資格の整備士として、この車両を適正に整備しました、ということで、サイン押印するわけですよね。
旦那の名前が書いてあって旦那の判子が押してある車が、その整備が原因で事故を起こしたとしたら、旦那は・・・・・
そんな責任重大なことを何の見返りもなくする必要なんてないでしょ。

で、実務的には、旦那はその工場にいなくてもいいんだけど(ホントはいなきゃだめですよ)、整備士試験の合格証書と整備士手帳を工場に常備しておかないといけないんです。

それで、合格証書と整備士手帳を貸すので出せってことなんですね。

仕事から帰ってくるなり、合格証書と整備士手帳はどこにあるって聞かれたので、探しながら、実家かも知れないよと言って、何に使うのと聞いてみたら、上に書いたようなことです。


ええっ、この人いったい何考えてるの?
名義貸しがいけないことだという自覚はないの?
もし、整備不良が原因で事故が起こったらどうやって責任取るの?
だいたい、あんた、その前の社長のこと嫌いだったんでしょ?
社長の人間性が気に食わなかったんでしょ?
あの社長にものすご~~くお世話になっていて、断りきれないって言うんだったらまだ分かるけど。
ああいう人間の下では働きたくないと言って辞めたんでしょ?
そういう人の為になんであんたが貸してやらなんとね?
整備工場をしようとしてる者が整備士のアテがないなんておかしいよ。
ああ、そうか。あんたが貸してやるって言ったんね。
あんたのほうから貸してやるって言ったんね。
あんたが、イイカッコしたんやね。
ふ~~ん、今さら断れんて。
なら、あたしが断ってやるよ。


「うるさ~~い!出せ!」
「いやよ、絶対いや」
「殴られたら痛いやろなあ」
「殴られたって出さんよ」
「出さんのやったら刺し殺すぞ!」
「殺されたって出さんよ」
「ほんまに刺し殺すぞ!」
「やれるもんやったら、やってみい。ほら」
包丁を突きつけられていた胸を前に突き出してそう言うと・・・・・


旦那は・・・・・諦めました。


う~~ん。怖くないことはなかったです。
頭に血が昇ったら何をしでかすかわかりませんものね。
でも、譲るわけにはいかなかったんです。


この後も、ちっちゃなことでは小競り合いはありましたけれども。


最近なんか、日本刀で試し切り(?)されちゃって。

「切るぞ!」と言って日本刀を振りかざしてきたので、こいつ、また遊びよるわ、とタカをくくって無視していたら、あいつ、本当に切りよった。
いえ、本人も切るつもりはなくて、上方から私の手のそばまで持ってきたら、日本刀自身の重みで下がって手が切れちゃった。
切れたのは皮だけだったけど、血が出たし。
あいつ、ばかだわ。

あれ、ばかはあたしかな。
日本刀買うことに反対しきれなかった・・・・・・
あ、それは、あの事件後だったからか。



あの事件の前と後では、あたし全然違うなあ。
あたしは堕ちたんだろな。
這い上がれるんだろか。

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